転勤妻のtenです。
2010年頃からFIREムーブメントが先進国で流行りだし、日本でも2018年に一部界隈で話題となりました。
- F:Financial
- I:Independence
- R:Retire
- E:Early
『経済的に独立しアーリーリタイアする』ことをFIREと呼びます。

「経済的自由による早期退職」なんて訳されたりします。
このFIREムーブメントがミレニアム世代(2000年頃に社会人になった層)に人気だそうです。
厚切りジェイソンさんという芸人さんがいます。お笑い芸人だけでなく、コメンテーターや企業役員もされているようです。
収入のほとんどを投資にまわしたことで30代前半でFIREできたそうです。

FIREの種類
- Fat FIRE
- Lean FIRE
- Barista FIRE
3種類あるそうです。
Fat FIRE
『Fat:太った』の通り、多くの資産をもって平均の生活費を上回った生活をするリタイアです。
Lean FIRE
平均以下の生活費に切り詰めた生活をするリタイアです。
Barista FIRE
平均並みの生活費で生活するが、不足分を労働で補うリタイアです。
サイドFIREと呼ばれたりもします。
気ままにゆったり働く?バリスタが適度な労働に見えるからだと思います。
FIREしたい?

そりゃあ働きたくない。
「働きたくない」と答える大人は多いです。
『自分の勤務する会社を世界中で最も憎んでいるのが日本人』だそうです。

多分働き過ぎです。
2019年の【小学生が将来なりたい職業】の上位にYou Tuberがあるそうです。
「楽しそうに働いている大人がYou Tuberくらいだから」なんて意見もあります。
【漁師とコンサルタント】
アメリカ?の有名なビジネスジョークに『メキシコの漁師とコンサルタント』というのがあります。
メキシコの海岸沿いの小さな村に、MBAをもつアメリカのコンサルタントが訪れた。
ある漁師の船を見ると活きのいい魚が獲れている。コンサルタントは聞いた。
「いい魚ですね。漁にはどのくらいの時間かかるのですか?」
「そうだな、数時間ってとこだな。」
「まだ日は高いのに、こんなに早く帰ってどうするのですか?」「妻とのんびりするよ。一緒にシエスタを楽しみ、午後にはギターを弾きながら子供と戯れ、夕暮れにはワインを傾けながら妻と会話を楽しみ、それで、寝ちまうよ。」
それを聞いてコンサルタントはさらに質問をした。
「なぜもう少し頑張って漁をしないのですか?」
漁師は聞き返した。「どうして?」と。
「もっと漁をすれば、もっと魚が釣れる。それを売れば、もっと多くの金が手に入り、大きな船が買える。そしたら人を雇って、もっと大きな利益がでる。」「それで?」と漁師は聴く。
コンサルタントは答える。
「次は都市のレストランに直接納入しよう。さらに大きな利益がうまれる。そうしたら、この小さな村から出て、メキシコシティに行く。その後はニューヨークに行って、企業組織を運営すればいいんだよ。」
「そのあとはどうするんだ?」漁師はさらに聞いた。
コンサルタントは満面の笑みでこう答えた。「そこからが最高だ。企業をIPOさせて巨万の富を手に入れるんだ。」
「巨万の富か。それで、そのあとはどうするんだい?」と漁師は最後に質問した。
「そしたら悠々とリタイヤさ。小さな海辺の町に引っ越し、家族とのんびりシエスタを楽しみ、午後にはギターを弾きながら子供と戯れ、夕暮れにはワインを傾けながら妻と会話を楽しむ。のんびりした生活を送れるのさ。」漁師はため息をつき、やれやれ、という顔で一言を付け加えた。
「・・・・そんな生活なら、もう手に入れているじゃないか。」
MBA:経済学修士(大学院卒)
IPO:新規株式公開

シエスタは『お昼にランチも兼ねて3時間程度ゆっくり過ごす』です。
スペイン発祥の文化みたいです。
FIREムーブメントと『足るを知る』

FIREしたい。
消費税も上がりましたし、税負担は昔よりも重くなりました。10年前と比べて、同じ年収でも手取り額が減っているそうです(゚-゚)
「アーリーリタイアして悠々自適に暮らす」のはなかなか難しい時代だと思います。

「(悠々自適に)隠居する」なんて江戸時代くらいです!
定年は65歳まで延びそうですし、将来的に『70歳定年』にもなりそうです。
確かに昭和の中頃までは農家さんを筆頭に「死ぬまで一生働き続ける」ことが一般的でした。そんな時代が再びやってきそうです。
「働きたくない」
そう感じる1番の理由は仕事量にあると思います。
- 適度な時間
- 適当な仕事量
これで働けたら「働くことも苦じゃなくなる」のになぁと思います。
- 資産形成期
- 子育て期間
この辺りを過ぎたら働き方を見直してもいいかもしれません。
人生は1度しかありません。
20代や30代には2度と戻れません。
野村総合研究所が発表している金融資産階層ピラミッドがあります。『お金もちになりたい』と願う人は多いですが、実はそこまで多くの金額がなくともFIREできるかもしれません。
FIRE希望界隈で有名な『逃げ切り計算機』というものがあります。
「今ある資産で何歳まで生活できるか」を計算できます。下記リンクが逃げ切り計算機1です。
リンク内にある逃げ切り計算機2では教育費や退職金といった、より詳細設定ができます。
実際にリタイアしたら
大きな声では言えませんが、社会保険料を抑える方法があります。

別に違法性とかは無いです。
『住民税非課税世帯』というものに該当すると国民健康保険料や高額療養費が安くなったりします。

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