転勤妻のtenです。
「おすすめの株(会社)を教えて欲しい!」
なんて思いません?
現実にそれを言うと「騙してくれ!お金払うよ!!」と言ってるようなものです。個別株は自分で銘柄選定しましょう。
自分で選べない方は『黙ってインデックス投資』がおすすめです。
プロの投資家に銘柄を教えてもらう
世の中には投資顧問業という仕事があります。もちろん普通は有料なサービスです。
日本では有料の投資顧問業を行うには、金融庁に投資顧問業者として登録し営業許可をもらうことが必要です。

でないと違法です!
金融庁に登録するので、「投資顧問業 〇〇県△市」なんて検索すると開業しているかどうか調べられます。
無料ならば法律には接触しないので投資顧問業が行えます。
ただ、プロがわざわざ無料で投資顧問業しますか??
投資顧問業は3種類に分類される
- 投資助言業
- 投資代理業
- 投資運用業
投資助言業や投資代理業として開業するには供託金として500万円納めないといけません。また、投資運用業の場合は純資産5,000万円が必要です。
他にも条件がありますが、1番開業のハードルが高いのが3.の投資運用業です。
投資助言業
値上がりが見込める投資情報の紹介などを行えます。
投資へのアドバイスが行えます。
投資代理業
代理で投資を行います。
『毎度毎度本人から許可をとって代理で行う』とイメージしてもらえると良いかと思います。
投資運用業

100万円預けるから勝手に運用しておいて。
開業しなくても行える投資顧問業の業務内容
有料の投資顧問業を行うには、金融庁に投資顧問業者として登録し営業許可をもらうことが必要です。業務内容によっては500万円や5,000万円が必要です。
ただ、いくつかの場合は営業許可が無くとも有料で商売ができます。
- 投資関連書籍の販売
- 投資用分析ツールの販売
- 動向の助言
- など
『動向の助言』の線引きは具体的に言わなければセーフのようです。
助言の分野が金融商品の価値のアドバイスや今後の動向の見解を述べるだけであり、具体的な投資商品の推奨等をしないケース。
一例としては仮想通貨の今後の展望を紹介したり、ビットコインの正当な金額の算出などをすることなどが該当します。
こういったケースでは、投資助言行為を行ったことにならないので、投資顧問業の登録資格を持たない個人でも問題なく行えます。
「A会社の株がおすすめ!」なんて言ったら投資助言になるので、未登録の有料ならアウトです。

違法です。
無料で銘柄を教えてもらう
まず、誰に教えてもらうの?
この点がめちゃくちゃ恐ろしいです。
ワイがある銘柄に掴まって結構な含み損抱えた時に藁にもすがる思いで何か情報無いかと思ってヤフ板覗きに行ったらめっちゃお葬式ムードで性格悪い奴はもっと地獄に叩き落とすようなヤジとかあって。
結果そこから反転したんだけどね?あの板見る意味本当にないなと私は思った。
— りん@株 (@rinrinkabu1) November 18, 2019
ヤフー掲示板などでは「B会社の株がおすすめ!」なんて溢れています。信用して良い情報でしょうか?
信用取引では『売り』からも入れます。
『100株売り』をすると、最終的に『100株買い』にしてプラマイ0で終えないといけません。
100株100万円で売り、100株50万円で買い戻すと50万円儲かります。
自分で判断せず、他人の意見に飛びつく様を投資用語ではいなごと呼びます。
いなごはエジプト全国にのぞみ、エジプトの全領土にとどまり、その数がはなはだ多く、このようないなごは前にもなく、また後にもないであろう。
いなごは地の全面をおおったので、地は暗くなった。そして地のすべての青物と、雹の打ち残した木の実を、ことごとく食べたので、エジプト全国にわたって、木にも畑の青物にも、緑の物とては何も残らなかった。
友情とか人間関係大丈夫?
当たり前ですが、常に右肩上がりな景気ではありません。
友人によかれと思って、無料で銘柄紹介して結果マイナスになったらかなり気まずいです。
tenの周りには個別株投資を行っている友人が何人かいます。普段「どお?」なんて聞いたりしますが、銘柄の話しはしません。

何でそんなの選んだの?
(クソ株やん。)
とかとか言われたら凹むからです。
せいぜい「どお?今年儲かってる?」ぐらいのやり取りです。
絶対損せず、100%自信をもって勧められるのはふるさと納税や格安SIM、保険の見直しぐらいです。
実際、投資・資産運用していますが、『素人は黙ってインデックス投資』と考えています。

つみたてNISAがおすすめです。
リスクを取ってリターンを狙う個別株投資ならば、1株から購入できるSBIネオモバイル証券で少額から練習してみても良いと思います。
投資は自己責任と言われています。
命の次に大切なお金です。他人任せにせず、自分で知識をつけていくしかありません。当ブログ【転妻物語】が1つの道しるべになればと願っています。
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