転勤妻のtenです。
サラリーマンだけど、確定申告いる?いらない?迷いません?
サラリーマンで確定申告が必要な人
- 年収2,000万円を超えている
- 2ヶ所以上から給料をもらっている
- 副収入が20万円を超している
- 医療費控除を受けたい
- ふるさと納税でワンストップ特例を利用していない
ざっくりとこんな方々は確定申告が必要です。
確定申告を行うと、この2つの税金を納めます。
- 所得税
- 住民税
確定申告すると副業がバレる?
副業禁止の会社なのに副業するとマズイです。最悪、懲戒免職(クビ)で退職金がもらえません。
給料以外に収入があると、翌年の税金が多くなるんです。そのため、会社バレするのはこんなトコロです。

こんなに税金引かれるほど給料払ってないから、何か副収入あるな。

稼いでることをバレたくないから、確定申告しないでおこう!
なんてすると脱税となり、もっとマズイことになるのでやめましょう。
税金支払いで稼ぎがバレるので、給料天引きではなく、自分で税金を納めれば会社バレしません。
税金の払い方は2種類ある
- 普通徴収(自分で納める)
- 特別徴収(給料天引き)
普通は給料天引きされますが、それを特別徴収と呼びます。

ややこしいよね!
とりあえず、間違えると会社バレの可能性があるので、確定申告ではこう言います。

自分で税金納めます。
給料天引きじゃなく!
確定申告の時期・場所・かかる時間・持ち物
確定申告するのは本人でなくても大丈夫です。
tenは毎年夫の分も確定申告しています。
確定申告会場でもネットでの確定申告の経験があります。
時期・場所
毎年2月20日~3月15日辺りで確定申告が行われています。
確定申告会場は税務署です。地域によってはプラス特設会場があるかもしれません。
- 税務署
- 役所
- 駅ビル
「〇〇市 確定申告 2020年」なんて検索すると日時や確定申告会場が出てきます。
確定申告にかかる時間
実際の確定申告の作業自体は30分~1時間程度ですが、確定申告会場で作業用パソコンにたどり着くまでが長いです。
待ち時間2時間とかザラです。
確定申告会場で作業せず、自宅等で確定申告しても大丈夫です。
- 会場でスタッフ付で作業(待ち時間長い)
- 会場で自分で作業(待ち時間30分以内)
- 確定申告書類を自分で作りポストに入れる
- ネットで確定申告する
4.が最も楽です。個人パスワードが必要なので、確定申告時期より前に税務署に行き手続きが必要です。
これは代理の人ではダメです。本人が税務署に行きます。

ちなみに税務署は平日の9時~17時しか開いていません。
確定申告での持ち物
- マイナンバーカード
- 印鑑
- 給料の源泉徴収票(12月に職場でもらいます)
- 年間取引報告書
- (あれば)ふるさと納税寄付金受領証明書
- (あれば)医療費明細
- (還付ならば)銀行口座番号が分かる通帳やキャッシュカード
年間取引報告書で利益ゼロのものは使いませんが、持って行くのがよいと思います。
年間取引報告書でマイナスがあるなら、損益通算ができるので持って行きましょう。
※年間取引報告書は証券会社のもの以外にも色々あります。
- ソーシャルレンディング
- 仮想通貨(暗号資産)
本人以外が確定申告するなら
- 確定申告する人のマイナンバーカード(コピー可)
- 代理で確定申告する人の身分証明書(免許証とか)
この辺りは忘れやすいのでご注意ください。
確定申告したくない!
- 年収2,000万円を超えている
- 2ヶ所以上から給料をもらっている
- 副収入が20万円を超している
- 医療費控除を受けたい
- ふるさと納税でワンストップ特例を利用していない
この5パターンのどれかに該当するならば、確定申告が必要ですが、3.と5.については抜け道があります。

医療費控除は受けた方が良いです。かかった医療費の1割程度返ってきます。
特定口座・源泉徴収ありは確定申告不要
証券会社に口座を作る際に特定口座・源泉徴収ありにしておくと住民税も所得税も勝手に引かれているので確定申告不要です。
ふるさと納税はワンストップ特例にしておく
ふるさと納税は5ヶ所以内の自治体への寄付ならば、確定申告不要とすることができます。
ワンストップ特例のデメリットは、書類を送り返さないといけないことです。
- ふるさと納税する
- 自治体から書類が届く
- 記入してマイナンバーカードコピーを添付して送り返す

面倒くさい。
副収入が20万円以下なら住民税の申告をする
副収入が20万円を超していなければ確定申告不要ですが、住民税の申告が必要です。
- ~200,000円の利益は住民税の申告が必要です。
- 200,001~円の利益は確定申告が必要です。
20万円以下で確定申告しても良いですが、払わなくてもよい所得税を納めることになるので確定申告すると損です。
特定口座・源泉徴収ありの口座は住民税も所得税も勝手に引かれているので確定申告不要です。
特定口座・源泉徴収ありの口座では、利益が20万円以下でも住民税も所得税も引かれます。
住民税を申告するにはいつ・どこに行くか?
確定申告期間に住民税の申告も行います。確定申告は例年2/18~3/15付近です。
住民税を申告する場所は役所になります。住民票を置いている住所の区役所や市役所・町役場です。
税務課

確定申告ではなく、住民税の申告に来ました。
そう伝えると税務課に案内されます。
役所では確定申告期間に確定申告相談を行っていることがあります。そこに案内されるかもしれません。

確定申告ではなく住民税だけです。
そう言っていれば、担当の方がうまいことやってくれます。
確定申告と同じ書類を作成する
確定申告と同じ書類を作成します。
行った場所は市役所での確定申告相談会場?でした。
全て1対1での対応で、混んでいると待ちます(T_T)
ただ、全て職員が入力・作成してくれるので、受け答えの返事さえしておけば書類は完成します。

住民税の申告はネットとかでは無理な気がします。
案内を見たことが無いです。
普通徴収のハガキが届くので振り込む
6月頃に納税額のハガキが届きます。その金額を自分で納めれば終わりです。
確定申告や住民税の申告の時に税金額を教えてくれます。
ハガキが届いてから「お金が無い!」なんてことの無いように注意してください。
コメント